2024年環境教育研修プログラム
今回は北海道大学、酪農学園大学の学生5名で環境教育研修を実施
猿払村役場内で猿払イトウ保全協議会会長、小山内より、協議会発足、猿払イトウの会の活動、役場産業課、阿部課長より猿払村の産業、概要の講義受け初日を終了
2日目午前は大雨の影響で猿払川沿いの道路が冠水で通行止めとなり、急遽、王子HD社有林内を流れる猿骨川上流部の河川環境やイトウの生息にとって脅威となる個所などを猿払イトウの会川原が現地を廻り説明、河川改修後の河畔林等、人の手が加えられた部分の違いや湿地、山地の植生の違い、イトウの産卵河川を歩きカラフトマスの産卵、河川環境や河畔林、倒木と自然河川の構造、イトウを含む魚類の遡上障壁となる河川工作物を観察しました
王子木材緑化の沖谷、佐藤より村内の王子社有林の概要、森林施行について説明を受け、その後猿払川支流にて、原始の姿が残る河川環境や氾濫原、林道と河川の交差部に存在するカルバートなどを問題点なども交えながら説明を受け、イトウの稚魚等の魚類を捕獲、観察しました。
最終日は猿払村役場において、今回の研修をまとめたプレゼンテーションを発表して環境教育研修プログラムを終了しました。