冬を迎えた猿払川

皆さんもご存知と思いますが…

近年の気象変動の影響が猿払にも及びはじめ…今年の7月にイトウの大量死が確認されました

記録的な高気温と少雨による渇水がイトウの親魚や稚魚に大きな影響をもたらしました。

イトウのほかサクラマス・アメマス・ウグイの斃死が確認されました

猿払川下流で確認されたイトウの死骸 水温は25~28℃に達しました

7月初旬まで比較的順調だったイトウの孵化でしたがその後も渇水が続き、高水温も重なり孵化・浮上した稚魚達は各河川姿を消しました、高水温は稚魚達にも大きな影響を与えたようです、その後秋季は大雨が重なり、生き残った稚魚は極僅か…近年続いた稚魚の残存率の低下は、将来生息数の推移に大きな影響を与えそうです

晩秋の稚魚調査で稚魚を確認出来た河川は3河川のみでした

12月上旬まで積雪が少なかったのですが、一気に冬本番となりました、例年よりやや多めの積雪で推移しています、猿払川は雪と氷に覆われています。

湿原や原野も雪に覆われました長い冬の始まりです

猿払イトウの会では夏季のイトウ大量死を受け、来春5月31日までイトウ釣り自粛をお願いしていますのでご協力お願い致します。

今年もあと数日となりました、来年も宜しくお願い致します。

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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