今年の春に産卵したイトウの卵が孵化し砂利の中からでて来ました、
異常な渇水で産卵床が干上がったり、酸素不足等で孵化率が下がるのではないかと心配していましたが
順調に浮上しています、
(写真:猿払イトウの会 川原 満)
体長2.7~3cmのイトウの稚魚です、これから過酷な生存競争が始まります
親魚になり成熟するまでには6~8年かかると言われています、このまま冬を越せる稚魚も数パーセントと言われています、稚魚が一歳を迎えられるまでの生存率が非常に低いと言う事です。
猿払川が安定個体群を維持しているのは稚魚の生息環境も残されているからでしょう。