秋深まる猿払川

暖かい日が続いた9月でしたが、10月に入り既に初雪を観測し連日不安定な天候が続いています、例年より紅葉が遅れていますので、最低気温や平均気温は少し高めの様です。

猿払周辺河川では豊漁だったカラフトマス産卵は終盤を迎え、サケの産卵がピークを迎えています

サケは生まれた河川を目指し難所を克服していきます、

(写真は猿払近隣町村河川の写真です)

河川に暮らす魚たちにとってもサケの産卵は待ちに待ったイベントの様です、サケのペアの後ろには卵を狙うヤマメやアメマス達が待ち構えています、ヤマメやアメマス達のお腹はサケの卵で膨らんでいました、

この様なことから、アメマスやイトウ等はサケの卵や稚魚を食べてしまう害魚という扱いに…ですがこれは遠い昔から続いた摂理、害魚?を駆除しなくても沢山のサケが遡上する河川は世界中に存在します、近年サケ・シシャモなど人間が保護増殖している産業魚種が減っている事例が報告されていますがそれらは害魚による食害等では説明がつかない減少率、自然界で何かが起こっているのは間違いない様です、ですが北海道各地で害魚扱いされている生物にそのしわ寄せが起きています、自然の摂理、食物連鎖で成り立っている自然界を利用する人間ですがその節理を無視したしわ寄せが今度は人間に起きているのではないでしょうか?(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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