夏の終わりが近づく猿払川

現在猿払村と猿払イトウの会は2021年夏季のイトウを含む魚類大量死を受けて

猿払村内でのイトウ釣り自粛をお願いしています。

期間は11月から翌年5月末までと、7月8月です ご協力お願い致します。

降雨、曇天の多い今年の8月、豪雨の日もあり河川の水位は下がる気配が有りません、気温も低気温と蒸し暑い日が定期的に入れ替わり、日照時間が短い日が続いています

短時間に降る雨の量も多く、以前とは雨の降り方も違っているようです

水量が多く河川の水温は気温が上がっても低く維持されています、2021年の渇水や高水温による魚類の大量死…今年も何とか免れそうです…

降雨増水が多いとイトウ稚魚達にとっては大きな痛手となります、今年は残存数が少なくなりそうですが、何とかたび重なる増水を乗り越えています

各地で熊の生息数増加や出没が問題となっていますが、猿払も出没や痕跡が以前より多くなっています、現在は気温上昇、餌の夏枯れ?や虻の増加により麓付近でのクマの行動が多くなっているようです…

今日はつかの間の晴れでしたが、再天気は下り坂、

間もなくサクラマスの産卵も始まり夏の終わりが近づいてきました。

(写真 猿払イトウの会川原 満)

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

盛夏を迎える猿払川

現在猿払村と猿払イトウの会は2021年夏季のイトウを含む魚類大量死を受けて

猿払村内でのイトウ釣り自粛をお願いしています。

期間は11月から翌年5月末までと、7月8月です ご協力お願い致します。

7月に入り真夏日を記録するようになった猿払、今年は定期的な降雨に恵まれ渇水や高水温は免れています…

王子HD環境保全林では盛夏を告げるオオウバユリが満開

夏らしい天候の中、村内小学校の総合学習でイトウを学ぶ授業が行われイトウを含む魚の観察、天気も良く川に入るには絶好の気温となり夏の良い思い出になったようです

やっと夏らしくなったのもつかの間…

低気圧の通過で宗谷地方は大雨となり猿払も100mmの大雨となりました、気温は一気に下がり最高気温が15℃以下…先週は雨が降り続き、河川は増水、水温も一桁台まで下がった日もありました、夏の高水温と渇水の心配は少なくなりましたが、この増水は稚魚にとっては過酷な状況です

増水で濁る猿払川

王子HD社有林を流れるイトウの産卵河川では、運よく多くの稚魚がこの増水を乗り切っていました

猿払特有のなだらかな小河川が多くのイトウ稚魚を育んでいます。

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

春から初夏へ足早に季節移ろう猿払川

現在猿払村と猿払イトウの会は2021年夏季のイトウを含む魚類大量死を受けて

猿払村内でのイトウ釣り自粛をお願いしています。

期間は11月から翌年5月末までと、7月8月です ご協力お願い致します。

4月並みの気温となった3月、近年この傾向が強く、積雪の多い少ないに関係なく気温の上昇が早く、春が前倒し、イトウの産卵も2週間ほど前倒しになりました、季節の急激な変化に柔軟に対応したイトウ達に驚いています。

GWには山の残も殆ど無くなりました、植物はやや急激な季節変動についていけていない感じがします。水芭蕉は残雪の無い湿地帯で満開を迎え、

サクラは平年より1週間ほど早い開花

2021は6月から渇水が続きましたが今年は昨年同様今の所定期的な雨に恵まれて河川の超渇水は免れています。

季節の移ろいの変化…これからはこれがスタンダードになるのでしょうか?湿原や原野、海岸の丘陵地帯は初夏の花が満開です。

6月下旬に入りやっと最高気温が20℃を越える様になりハマナスの花も一気に開花

夏の風物詩のはずのイトウ稚魚も既に浮上していました(例年より3週間ほど早い浮上です)

そして昨年生まれの稚魚が沢山越冬しています、大量死をリカバリーしてくれる未来の希望です…

写真猿払イトウの会 川原満

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

4月並みの気温 融雪進む猿払

現在猿払村と猿払イトウの会は猿払村内でのイトウ釣り自粛をお願いしています

2021年夏季のイトウを含む魚類大量死を受けてのお願いです

期間は11月から翌年5月末までと、7月8月です ご協力お願い致します。

近年の傾向ですが、3月の最高気温が度々10℃を越える事も珍しく無くなって来ました、今年もその傾向が強く、暖かな3月、春が前倒しで進んでいます、連日4月並みの気温で融雪が進んでいます。

河川は今季最大の融雪増水、かなり早目の本格的な増水です

この暖気でクマも目覚めたようです

融雪が進んでいるのを知っているようにツルも渡って来ました

これも気候変動の影響でしょうか…今後様々な生き物に影響しそうです

(写真 猿払イトウの会 川原満)

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

厳冬期の終焉を迎える猿払川

2月も間もなく終わり…厳冬期の終焉を迎える猿払川、

猿払南部では平年並みの積雪、北部ではやや多い傾向となっていますが、

近年2月中旬から3月の気温が高く、雪解けの進捗が早く感じます…これも地球温暖化の影響でしょうか?

河口域まで凍結していた猿払川は少しずつですが最下流の氷が緩み始めています、降雪や気温低下ですぐ凍結します。

最下流部を除き氷と雪に閉ざされた猿払川は獣道と化しています、鹿やキツネなどの移動経路です、餌もあり積雪が少ないので好都合と言う事でしょうか…

流氷が何度か近づきましたが、大規模な接岸はしていません、このまま接岸せずに春を迎える事も有ります

鷲達も久しぶりのご馳走にありつけたようです、一つの餌に多くのワシたちが集まっています、この周辺でしばらく餌が無かった様です

生き物たちは過酷な冬を乗り切るのに必死です

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

本格的な冬を迎えた猿払

昨年中は多くの方々、関係機関の皆さま様に大変お世話になりました 今年も釣り場環境・イトウの生息環境の維持・改善等の活動を継続していきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。

北海道各地で大雪を記録していますが、猿払村内でも積雪差が有り、海岸線や北部市街地の積雪は平年並みかやや少なめですが南部、山間部はやや多めの積雪となっています。

年明けしばらくは穏やかな天候が続き、先日は記録的な高気温で融雪が進みました、降雪のピークはこれからですので、今後の降雪状況で今年の積雪状況は大きく変わりそうです。

厳しい冬は始まったばかりです

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

暖かな晩秋から一気に初冬を迎えた猿払川

暖かな11月は猿払に数年に一度の記録的な豪雨をもたらしました

大規模な増水により河川環境に大きな変化をもたらしています

倒木による河道の閉塞や林道の崩落

河床の礫が流失した河川もあり、産卵環境の変化も散見されます

遊泳力の弱いイトウ稚魚ですが、今季は孵化、浮上後の成長も良く2度の大増水に見舞われ心配しましたが、多くの稚魚が残存しています

暖かな晩秋の猿払でしたが一気に雪が積もり初冬を迎えています、寒気が居座りこのまま根雪になりそうです

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

紅葉のピークも過ぎ、晩秋へと移行する猿払川

渇水傾向が続いた9月、9月中旬の大雨を境に定期的な降雨に恵まれ、10月に入ると降雨の日が多くなりました、河川の水位は高止まりで推移しています、

大量に稚魚が消耗してしまう様な大雨は無く、各河川でイトウ稚魚を確認しています

先週は紅葉のピークだったようです

ドングリの実りも比較的良く、サケの遡上も有り熊たちは河川や林道を利用しています

先日は霙も降り…間もなく初雪の便りが届く時期となります

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

猿払川は秋の始まり

9月に入り日増しに秋らしくなっていく猿払川

河川ではサケマスの遡上産卵が始まっています、

産卵河川を遡上するサクラマス

サケマス遡上に伴い河川にクマが集まっているようです、各河川クマの痕跡が増えています

昨年の様な極端な高気温や渇水はありませんが、例年に比べ雨量が少ないようです…

各河川9月に入っても渇水傾向

猿払川支流の治山ダムでは落差から水が落ちていない状態でした

極端な大雨や増水が無い今年の天候はイトウ稚魚達には有利に働いています、例年より残存数も多く、成長も良好、既に6cmを越える稚魚も多くの河川で確認されています

台風の雨も10mm程度、しばらく渇水が解消されるような雨は降らない様です…台風一過の残暑、渇水と水温上昇が少し心配です。

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

盛夏を迎えた猿払

盛夏を迎えた猿払、8月中旬に差し掛かりやっと夏らしい天候になりました

今年は産卵後の渇水や高気温、稚魚浮上後の大増水も無く、イトウ稚魚の孵化浮上、成長は順調で、各河川沢山のイトウ稚魚が確認出来ます

昨年は記録的な少雨と高気温でイトウを含めた魚類の大量死が発生しましたが、今年は定期的な降雨と平年並みの気温で推移し、魚類の斃死は確認されていません、

渇水期でも河川の水位は保たれています

やっと迎えた盛夏ですが猿払の短い夏は足早に過ぎていきます

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ