4月並みの気温 融雪進む猿払

現在猿払村と猿払イトウの会は猿払村内でのイトウ釣り自粛をお願いしています

2021年夏季のイトウを含む魚類大量死を受けてのお願いです

期間は11月から翌年5月末までと、7月8月です ご協力お願い致します。

近年の傾向ですが、3月の最高気温が度々10℃を越える事も珍しく無くなって来ました、今年もその傾向が強く、暖かな3月、春が前倒しで進んでいます、連日4月並みの気温で融雪が進んでいます。

河川は今季最大の融雪増水、かなり早目の本格的な増水です

この暖気でクマも目覚めたようです

融雪が進んでいるのを知っているようにツルも渡って来ました

これも気候変動の影響でしょうか…今後様々な生き物に影響しそうです

(写真 猿払イトウの会 川原満)

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厳冬期の終焉を迎える猿払川

2月も間もなく終わり…厳冬期の終焉を迎える猿払川、

猿払南部では平年並みの積雪、北部ではやや多い傾向となっていますが、

近年2月中旬から3月の気温が高く、雪解けの進捗が早く感じます…これも地球温暖化の影響でしょうか?

河口域まで凍結していた猿払川は少しずつですが最下流の氷が緩み始めています、降雪や気温低下ですぐ凍結します。

最下流部を除き氷と雪に閉ざされた猿払川は獣道と化しています、鹿やキツネなどの移動経路です、餌もあり積雪が少ないので好都合と言う事でしょうか…

流氷が何度か近づきましたが、大規模な接岸はしていません、このまま接岸せずに春を迎える事も有ります

鷲達も久しぶりのご馳走にありつけたようです、一つの餌に多くのワシたちが集まっています、この周辺でしばらく餌が無かった様です

生き物たちは過酷な冬を乗り切るのに必死です

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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本格的な冬を迎えた猿払

昨年中は多くの方々、関係機関の皆さま様に大変お世話になりました 今年も釣り場環境・イトウの生息環境の維持・改善等の活動を継続していきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。

北海道各地で大雪を記録していますが、猿払村内でも積雪差が有り、海岸線や北部市街地の積雪は平年並みかやや少なめですが南部、山間部はやや多めの積雪となっています。

年明けしばらくは穏やかな天候が続き、先日は記録的な高気温で融雪が進みました、降雪のピークはこれからですので、今後の降雪状況で今年の積雪状況は大きく変わりそうです。

厳しい冬は始まったばかりです

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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暖かな晩秋から一気に初冬を迎えた猿払川

暖かな11月は猿払に数年に一度の記録的な豪雨をもたらしました

大規模な増水により河川環境に大きな変化をもたらしています

倒木による河道の閉塞や林道の崩落

河床の礫が流失した河川もあり、産卵環境の変化も散見されます

遊泳力の弱いイトウ稚魚ですが、今季は孵化、浮上後の成長も良く2度の大増水に見舞われ心配しましたが、多くの稚魚が残存しています

暖かな晩秋の猿払でしたが一気に雪が積もり初冬を迎えています、寒気が居座りこのまま根雪になりそうです

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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紅葉のピークも過ぎ、晩秋へと移行する猿払川

渇水傾向が続いた9月、9月中旬の大雨を境に定期的な降雨に恵まれ、10月に入ると降雨の日が多くなりました、河川の水位は高止まりで推移しています、

大量に稚魚が消耗してしまう様な大雨は無く、各河川でイトウ稚魚を確認しています

先週は紅葉のピークだったようです

ドングリの実りも比較的良く、サケの遡上も有り熊たちは河川や林道を利用しています

先日は霙も降り…間もなく初雪の便りが届く時期となります

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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猿払川は秋の始まり

9月に入り日増しに秋らしくなっていく猿払川

河川ではサケマスの遡上産卵が始まっています、

産卵河川を遡上するサクラマス

サケマス遡上に伴い河川にクマが集まっているようです、各河川クマの痕跡が増えています

昨年の様な極端な高気温や渇水はありませんが、例年に比べ雨量が少ないようです…

各河川9月に入っても渇水傾向

猿払川支流の治山ダムでは落差から水が落ちていない状態でした

極端な大雨や増水が無い今年の天候はイトウ稚魚達には有利に働いています、例年より残存数も多く、成長も良好、既に6cmを越える稚魚も多くの河川で確認されています

台風の雨も10mm程度、しばらく渇水が解消されるような雨は降らない様です…台風一過の残暑、渇水と水温上昇が少し心配です。

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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盛夏を迎えた猿払

盛夏を迎えた猿払、8月中旬に差し掛かりやっと夏らしい天候になりました

今年は産卵後の渇水や高気温、稚魚浮上後の大増水も無く、イトウ稚魚の孵化浮上、成長は順調で、各河川沢山のイトウ稚魚が確認出来ます

昨年は記録的な少雨と高気温でイトウを含めた魚類の大量死が発生しましたが、今年は定期的な降雨と平年並みの気温で推移し、魚類の斃死は確認されていません、

渇水期でも河川の水位は保たれています

やっと迎えた盛夏ですが猿払の短い夏は足早に過ぎていきます

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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河川環境保全に配慮した森林施業の取り組み

猿払では河川環境保全に配慮した森林施業の取り組みが行われています。

先日は猿払イトウ保全協議会、会員でもある三井物産フォレスト株式会社の施業説明と施業地視察、河川環境に配慮した施業の説明が有りました。

もともと三井物産フォレストでは環境保全区を河畔林に設定する取り組みを行っていますが、長年猿払イトウの会と産卵河川等の情報共有を行い、急傾斜地や産卵河川周辺の支流等も配慮した施業を行っています。

今回はさらに、昨年夏季の魚類斃死を受け、産卵河川・区間以外の河川・支流にも河川環境保全・河畔林保全の配慮を頂きました。河畔林の高齢樹が日光を遮り、水温上昇を抑える重要な役割を担っている事、夏季の冷水供給は小さな支流群により賄われている事も多く、高齢樹の育成、小支流群の環境保全等、その現状を理解・ご協力頂きました。

国有林・王子HD社有林内でもこの様な取り組を継続しています、この様な取り組みが、他の民有林にも広がる事を期待しています。

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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遅い春を迎えた猿払川

大雪から早い早春の幕開け

例年よりやや早めの春の訪れ、サクラの開花も早かった様です

4月下旬にイトウの産卵は終了し

現在昨年夏季のイトウ大量死の影響を調べるため猿払村内のイトウ生息河川で産卵床調査を実施しています

現在の所、産卵床数は減少傾向です。下写真川の中央からやや左側がイトウ産卵床です

王子HD環境保全区内の河川でも減少が認められています、来年以降も調査を継続し昨年夏季の影響を注視していきます。

現在、猿払村と猿払イトウの会では5月31日までのイトウ釣り自粛をお願いしていますのでご協力お願い致します。

またクマの出没も多く王子HD社有林内周辺で山菜採りなどを楽しまれている皆さまもご注意ください、

マナー低下も散見され、ゴミの投棄、駐車スペース等のマナーを守って楽しんでください。

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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猿払川でも春の兆しが

今年は全道各地で大雪を記録しました

猿払も先月までは降雪・積雪が多かったのですが、3月に入り降雪日も少なく、酷い暴風雪に見舞われる事も少なく、結果的には平年並程度の積雪となりました

3月も下旬に差し掛かり連日最高気温がプラス気温に、河川の氷も緩み始めています、
それでも山地原野はまだまだ雪深い状態です

春ん兆しが見え始めた猿払ですが本格的な春の到来はまだ先です

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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