春始まる猿払川

大雪の猿払、いまだ残雪の多い猿払ですが、先日の記録的な暖気で一気に春が近づきました。

連日天に恵まれ、雪解けが進み、河川は大増水しています。

明日から4月ですが、低気温・降雪の日がまだ有りそうです、本格的な春はもう少し先になりそうです。

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積雪増える猿払川

年が明け既に一カ月が過ぎました

穏やかな年明けから一変、毎日のように降雪、

日本各地での大雪の被害が出ていますが、猿払も例年よりかなり積雪が多くなっています

河川も雪と氷に閉ざされています、大雪によりシカ達も餌探しに苦戦しているようで、市街地や道路脇に居座っています

先日低気圧による東寄りの強風で流氷が接岸しました

流氷は数日で沖に去ってしまいましたが、また東の風が吹くと接岸する事でしょう、一年で一番寒さが厳しい2月ですが、これから徐々に日照時間が長くなり少しずつ春の気配が感じられる様になるでしょう。

(写真・投稿 猿払イトウの会 川原)

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新年を迎えた猿払

昨年中は多方面の方々に大変お世話になりました、今年もよろしくお願い致します。

穏やかな大晦日から、年明けは徐々に吹雪模様に

数日穏やかな日が続きましたが、今晩からまた荒れ模様

また一段と積雪が増えそうです、今年は遅い春の訪れとなりそうです

(写真 猿払 イトウの会 川原)

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積雪の多い猿払川

11月から降雪日が多く既に根雪の猿払

少し早目の結氷を迎えた猿払川

河川上流部も氷と雪に閉ざされました

河川上流部、魚たちの姿は無く、越冬態勢に入ったようです、河川脇の流れのゆるい所で冬を過ごします

夏季、多くの稚魚を確認できましたが、初冬には非常に少なくなり、無事に冬を越せる稚魚はごく僅かです。

魚たちと来春までしばらくの間お別れです。

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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猿払川は既に冬の景色に

ここ数日の寒気による雪で一気に積雪状態

まだ11月ですが猿払川は真冬の様な景色に

今日は最低気温-7℃、最高気温-4℃と真冬日、断続的な降雪により川面の凍結も進みました、鬼志別川・猿骨川の一部はすでに凍結しています

河川上流部、王子ホールディングス環境保全林内も雪が積もり、ほぼアクセスできない状態になりました

昨日何とかアクセスできる河川に入りましたが、既に稚魚・幼魚・その他の魚の影は無く、その殆どが越冬体制に入ったようです、彼らは降雪により河畔の植生が川に倒れこんだ流れのゆるい淀み等で春を待ちます…

今週なかばに気温が上がり雪は溶けるかもしれませんが、間もなく河川は冬季の長い眠りにつく季節を迎えます

(写真 猿払イトウの会 川原 満)

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晩秋の猿払川

11月中旬、小雪がちらつく季節になりました、

昨年は既に積雪状態でしたが、今年は平年並みの状況で積雪状態にはなっていません、遡上数の少なかったサケの産卵は猿払各河川その姿を見る事は有りません

サケの放流事業が行われている河川でもほぼサケの産卵は終了し、その死骸を散見する程度です…

王子ホールディングス環境保全林も木々の葉は落ち、モノトーンの世界

12月上旬には林道も積雪状態となり、翌年春までは河川上流アクセスは困難となります…

河川ではイトウ釣り秋のシーズン真っただ中、多くの釣り人が訪れています、

イトウへの負担軽減…素早いリリース、水から上げる時間の短縮等にご協力ください。

(写真猿払イトウの会 川原)

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紅葉散る猿払川

10月も中旬既に紅葉が散り始めた猿払、寂しかったサケの遡上はやや持ち直し、保全林内を流れる猿払川上流部でもサケのペアを見かけるようになりました

非常に少ないカラフトマスの遡上はまだ散発的に続いていますがオス・メスのペアになる確率は非常に低く、非常に心配な状態です

イトウ稚魚は6cm以上に、浮上直後の長雨で当初の残存数は非常に少ない状態でした、結果的に殆どの河川で例年秋の残存数に近い状態で推移していますが非常に残存数の少ない支流も…

水温も下がりイトウ釣りシーズン到来

先週からイトウ釣りの方が沢山訪れていますが、釣果の方は思わしくないようです

(写真 猿払イトウの会 川原満)

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本格的な秋を迎える猿払川ですが

例年よりやや暖かな9月が終わり既に10月

本格的な秋を迎える季節、本来であれば河川ではカラフトマス・サケの産卵で河川はにぎやかなのですが今年は少し寂しい状態、沿岸でのカラフトマス・サケ漁も不振であるように、河川での産卵数もここ十年で一番少ない状態、毎週末河川を調査していますが、カラフトマス3ペアの確認に留まり、いまだサケの本格的な遡上も確認できていません…

イトウの稚魚は度重なる降雨増水で残存数が非常に少ない状態です

稚魚は6cmほどまでに育っています、

カラフトマス・サケ共に今後の遡上が有るのか?このまま終わってしまうのか?分かりませんが、北海道各地でサケの回帰数が激減しています。

産業魚種であるサケマス増殖の転換期に来ているのかもしれません、そんな中で増殖事業などとは無縁のイトウは近年の気象の変化にこれから柔軟に対応して行けるのか?注視して行きたいと思います。

(猿払イトウの会 川原 満)

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夏の終焉を迎え猿払川

8月に入り低気温が続きましたが今になって暑くなってきました、

短い夏の猿払、まだ8月は終わっていませんが川の中では既に秋の気配、サクラマスの産卵が始まっています

今年のサクラマスの産卵は例年より早く8月中旬に始まり、先日の雨で第二陣がピークを迎えています、遡上数にもよりますが、もう少しサクラマスの産卵が続きそうです。

今年孵化イトウの稚魚は5cmと大きくなりましたが、7月の長雨により残存数少ないです

このサイズになると遊泳力も高くなってきているので、多少の増水には対応できます、このままスクスクと育つ事を願っています。

(写真 猿払 イトウの会 川原 満)

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イトウ稚魚浮上ピークを迎えた猿払ですが

蒸し暑く、雨の日が多い梅雨の様な7月が終わり、

例年イトウ稚魚浮上ピークを迎える猿払川ですが浮上直後の連日の雨が影響して各河川稚魚の残存がやや少ない傾向にあります

8月に入り天候は安定し降雨増水は有りませんが7月の天候が稚魚に大きく影響したようです、それとは対照的に昨年浮上し越冬した1年魚はここ10年で一番多い傾向です。

厳密には鱗等の解析が必要ですが2011~2012年の研究者の調査の協力で捕獲した8cm~15cm数十匹のイトウすべてが1歳魚(19cm程から2歳魚)だったことから(調査後再放流しています)猿払川水系で夏季に見られる1歳魚全長は上記のサイズと言う傾向が強い様です(各年度各河川の水温推移で成長・体長が変わると思います)

猿払各河川で1歳魚が多く見られ昨年夏季の2度の大増水を乗り越え越冬したイトウ幼魚達。

7月のヤマメ釣り解禁時には多くの釣り人が訪れますが、近年はイトウ保護に理解があり、イトウの幼魚、アメマスをリリース(再放流)してくれている事も大きな要因と感じます、孵化浮上後過酷な生存競争、過酷な冬季の環境を乗り越えた1歳魚の残存率が個体群組成を左右すると考えられています、近年多くの釣り人にイトウ保護の理解が浸透している中、釣り以外にも調査研究でのイトウ幼魚のサンプリング等にも配慮が必要ではないかと、感じています。

(写真・投稿 猿払イトウの会 川原 満)

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