7月に入り連日蒸し暑く、降雨の日が多い猿払、
近年初夏~夏にかけて雨の多い天候、今年も雨の日が多く、浮上間もないイトウ稚魚に影響が出そうです
平年に比べ早く浮上を始めたイトウの稚魚、浮上間もなく短時間の豪雨と増水でかなり流下分散が進んでいます、今週も雨の日が続きそうです、今年はイトウ稚魚にとって受難の年になりそうです
(猿払イトウの会 川原 満)
7月に入り連日蒸し暑く、降雨の日が多い猿払、
近年初夏~夏にかけて雨の多い天候、今年も雨の日が多く、浮上間もないイトウ稚魚に影響が出そうです
平年に比べ早く浮上を始めたイトウの稚魚、浮上間もなく短時間の豪雨と増水でかなり流下分散が進んでいます、今週も雨の日が続きそうです、今年はイトウ稚魚にとって受難の年になりそうです
(猿払イトウの会 川原 満)
長雨から一時初夏のさわやかな晴れ間が訪れましたがまた天候は下り坂週末は雨模様です
低気温が続いた猿払ですが湿原や原野では初夏から夏の花で賑わっています
王子フォールディングス所有の湿原でも様々な花が見ごろを迎えています
これからエゾカンゾウ、スズランなど海岸線の原野でも花が見ごろを迎えます
(猿払イトウの会 川原 満)
長い冬が終わり、猿払はこれから春から初夏へと一気に季節が駆け抜けます、
積雪の少なかった今年の冬、その後順調とは言えない気温の推移にイトウ達も少し戸惑ったようで…例年より早い宴の幕開けから、GW後半まで後発隊の産卵が散発的に続いていましたが無事終焉しました
遡上障害を改修した河川、無事その上流で産卵を終えました、年ごとにその数を増やしています
季節の移ろいごとに咲く花も多くなっています
GW中にツバメオモトが咲くのを見るのは初めてです…GW中暖かかった事と雪が少なかった事が影響しているのでしょうか?
猿払山中でもエゾヤマザクラが咲くころ、猿払にも例年より少し早いサクラの便りが届きそうです。
(写真 猿払イトウの会 川原 満)
猿払周辺は暖冬の影響で雪が少ないまま冬の終わりを迎えつつあります
何時もより川面の解氷面も多く、早春の景色です
ワシの渡りも例年より早く本格化している感じです
早春を迎えた猿払ですがまだまだ雪の降る天候に変わりはありません例年3月は暴風雪に見舞われますので、今後一気に積雪が増える可能性もありますので本格的な春の訪れは、まだ先の話です。
(写真猿払イトウの会 川原)
積雪が少ない今年の冬、例年の半分ほどの積雪で現在も推移しています、雪の降り始めが早かった今年の冬ですが、今のところ暴風雪も少なく、雪の少ない穏やかな冬です。
1月も下旬になりやっと寒さも厳しくなってきました、先週まで開いていた猿払川河口域もやっと結氷しました
厳冬の使者流氷もやってきました、これからますます寒さが厳しくなりそうです
近年流氷の量も減少し、接岸する事も少なくなっています、この規模の接岸も数年ぶり…かつては水平線まで流氷で埋め尽くされ、それが数週間続く事もあったそうです。
様々な気象変動が生物に及ぼす影響は大きいと考えられ、近年異常に多くなった爆弾低気圧による高波で漁業被害が深刻化していますが野生生物に及ぼす影響も心配されます。
10月末の異例の大雪からほぼ積雪は消える事無く根雪になりました、
初雪も早く10~11月の気温も低かった北海道でしたが猿払の積雪は平年並みです、河川は結氷と解氷を繰り返しましたが、先週末に河口のごく一部を除きほぼ全面結氷し長い冬の眠りにつきました
猿払川でのサケの産卵はすでに終了、周辺町村のサケマス増殖河川では若干続いているようですが間もなく終わりそうです、増殖河川とは違い餌の少ない猿払村内河川ですが、少数のワシたちは定着しています。
村内でも数ペアが留鳥として留まるオジロワシ、ここで営巣し夏を越した個体かどうかは分かりませんが長く厳しい冬を猿払で過ごすようです。
(写真猿払イトウの会 川原 満)
10月末、異例の大雪から真冬の様な天候が続いています、
現在はさらに積雪が増えています、このまま根雪になり晩秋を迎える間もなく冬を迎えそうです、
猿払川のサケの産卵は終わりを迎えているようです、10月下旬からワシたちがロシアから北海道へ渡り越冬の時期を迎えています彼らのお目当ては…
使命を終えたサケの死骸の様です、今年は昨年と違い既にさけの産卵も終わり、遡上数もかなり少なかったようです、昨年は低気圧の影響で沿岸の定置網が被害を受け、それらに捕獲されなかったサケが多く生まれた川にたどり着けた事が要因と思われます。
死骸になってっも多くの生き物や植物の糧となります、この様な自然のサイクルを維持させることも重要な事です
(写真猿払 イトウの会 川原 満)
暖かい日が続いた9月でしたが、10月に入り既に初雪を観測し連日不安定な天候が続いています、例年より紅葉が遅れていますので、最低気温や平均気温は少し高めの様です。
猿払周辺河川では豊漁だったカラフトマス産卵は終盤を迎え、サケの産卵がピークを迎えています
河川に暮らす魚たちにとってもサケの産卵は待ちに待ったイベントの様です、サケのペアの後ろには卵を狙うヤマメやアメマス達が待ち構えています、ヤマメやアメマス達のお腹はサケの卵で膨らんでいました、
この様なことから、アメマスやイトウ等はサケの卵や稚魚を食べてしまう害魚という扱いに…ですがこれは遠い昔から続いた摂理、害魚?を駆除しなくても沢山のサケが遡上する河川は世界中に存在します、近年サケ・シシャモなど人間が保護増殖している産業魚種が減っている事例が報告されていますがそれらは害魚による食害等では説明がつかない減少率、自然界で何かが起こっているのは間違いない様です、ですが北海道各地で害魚扱いされている生物にそのしわ寄せが起きています、自然の摂理、食物連鎖で成り立っている自然界を利用する人間ですがその節理を無視したしわ寄せが今度は人間に起きているのではないでしょうか?(写真 猿払イトウの会 川原 満)